こんにちは。
【アシスタントPRディレクター 兼 管理栄養士】のNです。
前回、「女性の低体重・低栄養症候群(FUS)」について触れましたが、日々の健康管理において「食べずに動かない」パターンを脱却し、「食事と運動を組み合わせて筋肉をつける」ことが非常に大切になります。
私の健康管理法を一つご紹介します。それは、よく歩くことです。
時折、自然の中を歩く習慣を作るように心がけています。初心者の方でも手軽に登山が楽しめる高尾山は特にオススメです。このように神社の参拝やお花を楽しむこともできます。
それでは、登山によってどの程度のエネルギーを消費するのでしょうか。
下記の式によって消費エネルギーの目安を算出することができます。
(時間+距離)×重さ=消費エネルギー(kcal)
・時間:1.8×活動時間(h)
・距離:0.3×距離(km)+10.0×上りの累積標高差(km)+0.6×下りの累計標高差(km)
・重さ:体重(kg)+装備重量(kg)
例えば50kgの方が、高尾山にケーブルカーを使わずに下記の通り登山をした場合、
行き:6号路3.3km 帰り:1号路3.8km 登山口から山頂までの標高差:398m
時間:3時間 装備:3㎏
これを式に当てはめてみると、下記の通り消費エネルギー量は623kcalとなります。
・時間:1.8×3(h)
・距離:0.3×7.1(km)+10.0×0.398(km)+0.6×0.398(km)
・重さ:50(kg)+3(kg)
(時間5.4+距離6.3488)×重さ53=消費エネルギー623(kcal)
この消費量は、例えばカレーやラーメン、牛丼1食分程度に相当します。ここでそれ以上に食べ過ぎてしまっては元の木阿弥です。
みなさんも食事量と運動量のバランスを取りながら、登山を楽しんでみてはいかがでしょうか。
【参考文献】
・YAMAP プレスリリース 2022.12.5 「消費カロリー計算式刷新、登山に最適化」
https://corp.yamap.co.jp/news/EelOgLNV