こんにちは。
【アシスタントPRディレクター 兼 管理栄養士】のCです。
突然ですが、「コミュニケーション」ときくと、皆様は何を思い浮かべますか?
人間関係において用いられるイメージも強いですが、
マーケティング・コミュニケーションやマス・コミュニケーションというように
ビジネスの場においてもよく使われる言葉だと思います。
コミュニケーションの語源はラテン語の「コミュニス(Communis)」に由来します。
コミュニスはキリスト教の聖体拝領(せいたいはいりょう)※1 や聖餐(せいひん)※2 などを示しており、
イエスは信徒と同じテーブルでパンとぶどう酒を分け合うことを「伝えた」とされています。
さらに掘り下げるなら、コミュニスの語源は、古典ギリシャ語の「コイノーイア」。
古代ギリシアでは家族や仕事仲間などの共同体を意味したといわれています。
こうした語源からもわかる通りコミュニケーションは
情報が伝達・交換され、コミュニケーションを受け取った側がその情報を理解し、情報の受診者と情報を共有することだといえます。
また、その対象は家族であったり、友人であったり、職場の上司・部下であったり、取引先や消費者であったり…と様々です。
送り手は受け手に何かを伝えようとする気持ちを、
受け手はその何かを聞き取ろう、または読み取ろうとする気持ちが相互に機能し合うことでコミュニケーションは成り立ちます。
当たり前のことのように思えますが、皆様はご自身の生活を振り返ってどう思われますか?
いつも正しいコミュニケーションがとれているか…
私自身も生活を振ってみても
…自信が持てない出来事も思い浮かんできます。(笑)
広報・PR業務を担う上で、コミュニケーションを円滑に行うことは基本中の基本でありながら、非常に需要なことだと考えます。
仕事の上ではもちろんのことですが、日々の生活の上でも正しいコミュニケーションが取れるよう意識し
人間関係や仕事などが円滑に進められるよう心掛けたいと思います。
皆様もこれを機に、ご自身のコミュニケーションの在り方について振り返ってみてはいかがでしょうか。
用語解説★~★~★~★~★~★
※1 ・聖体拝領(せいたいはいりょう):カトリック教会用語。ミサ聖餐においてキリストのからだとなったとされるパンとぶどう酒を食すること。
※2 ・聖餐(せいさん):イエス・キリストの最後の晩餐および後にその再現として執行してきた典礼的会食のこと。