こんにちは。【PRディレクター 兼 管理栄養士】のHです。
一般論として、女性って男性に比べて、色に対するこだわりがありませんか?
お化粧品が良い例だと思います。リップやアイシャドウなど、同じピンク色というジャンルでも、
女性は微妙な色の違いを識別して、自分の好みにあった色を選びますよね。
調べてみたところ、男女で色覚に違いがあることが分かりました。
ブルックリン大学のIsrael Abramov氏らの研究(※)によると、女性は男性よりも細かい色の違いを識別する能力が高いとされており、
特に、赤やオレンジ系の微妙な色の違いをより正確に見分けられることが示唆されています。
これは、染色体が関係しており、
①女性はX染色体を2本持っているため、色覚に関する遺伝子の多様性が高くなる、
②男性はX染色体を1本しか持たないため、色覚に影響を受けやすいといった理由のようです。
弊社では、企業様の商材の販促に効果的な制作物の作成を行っており、
ターゲットに合わせた商品のキャッチコピーやデザインにも注力しています。
そのため、男女で色覚に違いがあるのであれば、それぞれが認識しやすく、印象に残りやすい配色を考慮したデザインを取り入れたいと思いました。
【参考文献】
Abramov, I., Gordon, J., Feldman, O., & Chavarga, A. (2012).
Sex & Vision I: Spatio-temporal Resolution. Biology of Sex Differences