こんにちは。
【アシスタントPRディレクター 兼 管理栄養士】のNです。
みなさんは災害に対する備えは万全ですか?日本では地震や台風、水害など全国各地でさまざまな災害が発生しています。明日は我が身だと思って日頃から備えておく必要があります。
政府広報ガイドラインの「災害に備えた家庭備蓄のポイント」によると、災害の備えとして、水は1人1日3リットル、食品は最低3日から1週間分備えることが望ましいとされています。
また、「ローリングストック」という備蓄方法が注目されています。この「ローリングストック」、みなさんは聞いたことはありますか?普段から食品を少し多めに買い置きし、賞味期限の古いものから消費し、消費した分を買い足しするという、「蓄える」「食べる」「補充する」というしくみのことです。日常生活の中に取り入れることで、無理なく「食の災害対策」ができます。
また、災害時には電気・ガス・水道などライフラインが止まってしまうことも考えられます。そのような事態を想定し、火や水を使わずに食べられる食品やカセットコンロ、使い捨てのお皿やお箸、スプーン、ラップ、紙コップなども忘れずに備えておきましょう。
備蓄品は定期的に見直すことが必要ですが、一般家庭でもこの「ローリングストック」を活用することで、「気づいたら賞味期限が切れていた」なんていう事態を防ぐことができ、食品ロス削減にも役立ちます。また、「ローリングストック」には、日常的に食べている食品を使うため、非常時にも食べ慣れている食品を食べることができ、安心感にもつながります。
災害はいつどこで発生するかわかりません。命を守るための備えとして、みなさんのご家庭でもぜひ「ローリングストック」を取り入れてみてはいかがでしょうか。
【参考文献】
・政府広報オンライン 2025.1.17 「災害に備えた家庭備蓄のポイント」
https://www.gov-online.go.jp/useful/202407/video-286084.html