こんにちは。
管理栄養士のTです。
今回は、ヨーロッパでのちょっとした気づきから、衣類のリサイクルを通して感じたPRという仕事についてお話しします。
ヨーロッパの街角で、ひときわ目を引く大きな箱を見かけました。
人々が紙袋いっぱいの衣類を次々と入れていくその箱の正体は、衣類のリサイクルボックス。
古着を当たり前のように持ち込む姿に、リサイクル文化の根付き方を感じました。
SDGsの観点からも、衣類の再利用は「つくる責任・つかう責任」そして「環境負荷を減らす」ためにも重要な取り組みです。
一方、日本では衣類の回収は「特別な日」に限られ、気づいた時には機会を逃してしまうことも。
日常の中で意識しづらい環境が、行動のハードルになっているように思います。。
行動変容を促すには、「いつでも・どこでも」意識できる環境づくりや行動を後押しする仕組みが必要だと感じました。
PR業界としても、こうした社会課題に対して「伝える力」で貢献できればと考えます。
たとえば、企業の取り組みをストーリーとして発信したり、生活者の行動変容を促すキャンペーンを企画したりと、
身近に感じてもらう工夫が必要かと思いました。
「当たり前じゃないこと」を「当たり前」に変えていく。その積み重ねが社会貢献につながる今、
私たちの役割はますます重要になっていると感じます。