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2024/01/05

焼き芋が食べたくなる季節になりました♪ 匂いから考える企業の販売戦略

こんにちは。
【アシスタントPRディレクター 兼 管理栄養士】のHです。

寒さもひとしお身にしみ、年の瀬を感じる頃になりました。
お忙しい日々と存じますが、いかがお過ごしでしょうか?

さて先日、「いっしや~き~いも~♪おいもっ!」

まさか千代田区のオフィス街で冬の風物詩、焼き芋屋さん(移動販売車)の売り声が聞けるとは…驚!

寒い季節に焼き芋屋さんの売り声を聞くと、どうしても車を追いかけたくなります。
連想ゲームではないですが、焼き芋といったら、
近年スーパーマーケットやディスカウントストアでも
焼き芋の電気式オーブンが設置されており、
お芋が焼ける香ばしく、おいしそうな匂いがするお店が増えていますね。

出入口付近に設置する理由は、店内に匂いが充満しないための喚起が目的だと思いますが、
【プルースト効果】という【香り】を活かした集客、販売戦略(香りマーケティング)でもあります。

プルースト効果とは、特定の香りを嗅いだとき、
その香りに紐づいた過去の記憶や気持ちが呼び起こされる現象を示します。
お客さんやお店の前を通った人の「以前に食べた焼き芋がおいしかった」という良い記憶が想起され、
集客を促したり、購買意欲を高めたりします。

こうした香りを活かしたアプローチは効果が高いようです。

前回は空間(視覚)を活かした戦略を。
今回は香り(嗅覚)を活かした販売戦略についてご紹介しました。

このことから食品を商材とする販促では、消費者の五感に訴えかける手段が効果的なのがわかりますね。

これから忘年会やクリスマス、年末年始、新年会と飲食を伴うイベントが盛り沢山です。
毎年3キロくらい増量しているので、今年の冬はセーブしながら楽しみたいと思います。

新年もどうぞよいお年をお迎えくださいませ!

<追記>
管理栄養士ならではのちょっとした豆知識ですが、
焼き芋のおいしそうな香りは、食品中のアミノ酸と還元糖で起こる褐変反応による現象のことです。
食品学で「アミノカルボニル反応」と呼びます。

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