こんにちは。
【アシスタントPRディレクター 兼 管理栄養士】のHです。
先日、カフェ好きの友人に連れられ、中目黒にあるお洒落な焙煎所付きのコーヒー屋さんに行ってきました。
バリスタが淹れたコーヒーを飲みながら、焙煎機が稼働する様子や焙煎の音や香りを楽しんできました。
(普段は中目黒のカフェ巡りとは程遠く、上野や赤羽の大衆居酒屋をはしごするような生活をしています 笑)
最近は焙煎所付きのコーヒー屋さんや醸造所付きのクラフトビール屋さんなど、
味覚だけではなく、視覚や聴覚、嗅覚など五感やその空間を楽しめる飲食店が増えた気がします。
このように空間を使った演出(空間デザイン)は、ただ単にお客さんにお洒落な内装や時間を楽しんで貰いたいという企業の思いだけではなく、
企業イメージの創出や販売戦略が目的の場合もあるようです。
空間デザインを使った身近な販売戦略でいうと、
スーパーマーケットには企業の戦略が沢山ちりばめられていると思います。
例えば、総菜コーナーで耳に残るようなBGMを聞いたことはありませんか？
これは敢えてチープな 【音】 を流すことで商品をお得に感じさせる効果を利用した戦略です。
またカップラーメンやスナック菓子などの大量の商品をワゴンや什器などに無造作に陳列されている様子を見たことはありませんか？
これは 【視覚】 を利用したテクニックです。
無造作にディスプレイすることで、価格が安いと思わせる効果があるようです。
このように普段なんとなく利用するスーパーマーケットでも、空間を活用した戦略で消費者の購入意欲を促すような工夫が凝らされているのです。
PR業は創造力や独創性などクリエイティブな考えが求められます。
視点を変えてみると、何気ない日常でも面白い発見があることに気が付きました。
今回の出来事をきっかけに日常生活でも多角的な視点で物事を見るように意識し、創造力や独創性を養っていきたいと思いました。
