こんにちは。
【アシスタントPRディレクター 兼 管理栄養士】のCです。
連日暑い日が続きますね。
コロナによる規制が減ったことで出社する方も増え、
朝の電車は以前よりも多くの人でごった返していると感じます。
通勤をストレスに感じている方も多いのではないでしょうか。
“ほっこり”した出来事が起きたのは、そんな朝の満員電車でのことでした。
私が使う駅は都内でも特に混み合う駅で
人々が押し合い押され合い、到着した電車になんとか乗り込もうと、日々戦いが起こっています。
時には乗り切れずに次の電車を待つなんでこともあるほどの混み具合で、
その日の私もなんとか電車に乗れたのはいいものの
骨が折れそうになるくらい苦しくて、四方八方から押しつぶされて身動きが取れない状態でした。
なんとか扉が閉まった後、意外にも車内はシンと静かでした。
混んだ電車でも、苦しくても、暑くても、“電車に乗っている”というストレスというのかピリピリ感というか…
そんな重たい空気が充満しており、さらに気持ちを暗くしました。
そこで車内アナウンスが流れました。
―本日もご利用いただきありがとうございます。
連日暑い日が続いておりますが、本日の東京も暑くなる予報です。
体調管理に気をつけて、水分補給などお忘れなく、お気をつけて行ってらっしゃいませ。
全ての内容は記憶していないのですが、おおよそこのような内容でした。
些細な内容ですが、乗客を気遣うような優しいアナウンスで毎日使う電車ですが、
このようなアナウンスが流れることはなかったため、驚いたのを覚えています。
時々急病人が出て電車が止まるということがありますので、こういったことの予防のための呼びかけとも取れますが、
この時、満員電車に乗っている私たちからしたら、ただただ優しい気遣いのアナウンスだと受け取れました。
このアナウンスが流れた後、これまでピリピリ、イライラとしていた窮屈な車内がなんともいえない
“ほっこり”とした空気感になったことを覚えています。
―あぁ、今日も一日がんばろう
車内は窮屈な環境であることが変わりありませんでしたが
アナウンスを聞いた乗客みんながそんな風に思ったのではないかな と感じた出来事でした。
他人への配慮や気遣い。
この出来事は、これに尽きると思います。
とても些細な事ですが、言葉ひとつでこんなにも人の感情は動かされるのか。と
私自身も勉強になりました。また、PR業務を担う身として、
改めて相手・対象者への気遣いや、その伝え方を考えていく必要があると感じました。
そして、今後も対象者の視点に立った、適切なコミュニケーションをとれるよう努めたいと思います。
こころが動く些細な配慮。
皆様もこころがけてみてはいかがでしょうか。