こんにちは。
【PRディレクター】のEです。
皆さんの身近な情報源のひとつとして新聞がありますが、
今回はこの新聞について取り上げたいと思います。
私が少年時代を過ごした昭和50年代は当然ながらネットもスマホも無い時代ですので、新聞は非常に重要かつ限られた情報源でした。
毎朝父親があぐらをかいてペラペラめくっているイメージですね。
子供の私も日々新聞に触れていたのを記憶しています。
もっぱら「テレビ欄」と「4コマ漫画」専門ですが…
そんな新聞もここ25年あまりで情報源としての立ち位置が大きく変わってきているのをご存じでしょうか。
新聞発行のピークは1997年(平成9年)で、総発行部数は約5,300万部。
読売新聞に至っては1,000万部を超える発行部数で、世界で最も発行している新聞としてギネスにも認定されたほどです。
ですが、今現在ではどう変化しているでしょう?
2022年(令和4年)に日本新聞協会が発表した総発行部数は約3,000万部。
なんとこの25年で2,300万部が減少しました。
その中でも大きく減少傾向に移行したのが2008年。
それ以降、減少に歯止めがかかることはなく、今後20年で紙の新聞は消滅するのではないかとまで言われています。
新聞の発行部数減少の大きな要因として、スマホなど情報端末の驚異的な進化が挙げられます。
特に若い世代のスマホとの親和性は高く、殆どの情報をスマホから得るという人も多いのではないでしょうか。
我々PRに従事する人間として、新聞の重要性は強く感じているので、
もちろん無くなってほしくはないですが、時代の流れには抗えない部分もあります。
いずれにしろ情報の受け手である皆さんが、情報の重要性や信頼性をしっかりと見極め、
自身の知識として蓄積していくことが今後より重要になってくるのは間違いありません。
我々PR会社もそういったことに気を配りながら、今後も新聞を始めとするメディアを活用した情報発信を行っていきたいと思います。