こんにちは。
【アシスタントPRディレクター 兼 管理栄養士】のHです。
猛暑日が続いておりますが、いかがお過ごしですか?
気象庁が7/25 (火)に日本全地域の梅雨明けを発表しましたが、
正直、GWくらいから暑い日が続いているので、
まだ本格的な夏ではなかったのか…という心情です。涙
さ~て、皆さんは“夏”と言ったら、何を思い浮かべますか?
海水浴やバーベキューなどのアウトドア。
花火大会や盆踊り、地域の伝統的なお祭り。
食べ物だと、鰻や冷やし中華、かき氷…。
スイカやメロン、桃、さくらんぼなどの果物、きゅうり、ナス、トマトといった野菜。
そう考えると、夏はわくわくするような催し物やおいしい食べ物が多い季節ですね♪
前置きが長くなりましたが、8/31は何の日かご存知ですか?
「8(や)3(さ)1(い)」の語呂合わせから、「野菜の日」と制定されています。
1983年に全国青果物商業協同組合連合会など9団体が野菜の良さを知って欲しい、
沢山食べて欲しいという願いを込めて定めたようです。
今回はそんな“夏野菜”にフォーカスしたいと思います。
皆さん、好きな夏野菜はありますか?私は夏野菜全般が好きです!
旬の食材は旬の効能があると言われています。
夏野菜の多くは、水分やビタミン類、ミネラル類、食物繊維を多く含んでいるのが特長です。
【夏野菜に含まれる栄養素と効能(一部抜粋)】
■ビタミンA,C,E(エース):抗酸化作用があるため紫外線から身を守る働き。
■カリウム:利尿作用で熱を持った体を冷やす働き。
■食物繊維:オクラやモロヘイヤのような粘りのある野菜に含まれる食物繊維は、
お通じの改善や腸内環境を整えるだけではなく、胃の粘膜の保護や
ツルっとした口当たりが食欲増進に繋がり、夏バテ防止に効果的。
上記のように、夏野菜には暑い夏を乗り切るための栄養素が沢山含まれています。
積極的に摂っていきたいですね!
そもそもですが、毎日、野菜をしっかり摂れていますか?
『健康日本21(第二次)』では、1日の野菜摂取の目標量を350gとしています。
ちなみに2024年度から開始される『健康日本21(第三次)』でも目標量は350gなので
変更は無いようです。
実際の摂取量は…というと…。
令和元年度の国民健康・栄養調査によると、
平均値は281gで目標量の約70g、小鉢1品分が足りないようです。
いつもの食事にプラス1品するだけで問題解決!と言いたいところですが、
ちょっとハードルが高い気がしますね…。
そのため、【冷凍野菜やカット野菜を上手に活用】、【お浸しや煮びたし、冷やしトマトや茹で野菜といった簡単な一品を選択】、【いつもの味噌汁を具沢山にしたり、主菜の付け合わせにプラスするなど品数は変えず、一品の野菜量を増やす】といった
無理なく、少しずつ工夫していくことから初めてみてはいかがでしょうか?
私も今年の夏は野菜を沢山食べて、暑さを乗り越えたいと思います!
次回もこんな形で食材や料理についていろんな角度と
管理栄養士要素をちょっぴり加え発信していきたいと思います。 拝